生活: 2011年3月アーカイブ

地震

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 今回の地震(震度5弱)は生まれて初めての大きな地震でした。私は会社で仕事を

していたのですが、最初はすぐに揺れがおさまるだろうと思っていたのですが、さ

らに大きくなったので積込用のシャターを開けて全員外にすぐでるように叫びまし

た。叫んでいる最中もいつ天井が落ちるか機械に挟まれないか心配でしかたあり

ませんでした。

 

 全員が無事に外にでると同時ぐらいに電気が切れて会社は真っ暗になってしま

いました。その後トラックのラジオを大きくして状況を聞きながら外で避難していま

した。私は、家におばあちゃんと子供がいるので心配になりすぐに車で向かいまし

た。

 

 電気が止まっているので信号機も消えていて交差点では大渋滞になっていまし

た。家に入るとばあちゃんと子供がキッチンのテーブルの下にもぐっていました。

ばあちゃんは私の顔を見るとほっとしたような顔になり「怖かったよ」「怖かったよ」

と何度も何度も話しかけてきました。

 

 家の中を見回すと一階は水槽の水がかなり飛び出して水びだしになっていまし

たがそれ以外は倒れているものもなかったのですが、二階に上がるとテレビが倒

れ本棚の本がばらばらになり、タンスは10から20センチぐらい開いていました。

 

 電気がいつくるかわからないので、明るい内に寝床をととのえて食事をすませて

懐中電灯とあるだけの電池をテーブルに置き夜を向かえました。水とガスが使え

たのでとても助かりました。暗くなると何もできないので子供達も私も早く寝床に入

りました。ラジオが2つあったのでそれを聞いて情報を得ていました。

 

 翌日の朝になり食事をしていると突然電気がつきました。ほっとするととも電気

の有難さを改めて感じました。そしてラジオと懐中電灯がこれほどありがたく思え

たのも初めての事でした。

 

 

 

 

 

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