ふと思うこと: 2008年2月アーカイブ

残された時間

|

退院して1ヶ月ちょっとになります。

 時が過ぎるのは早いですね。

 退院してすぐの時は、とても会社が気になっていたのですが、ここにきて仕事も多少暇になったこともあり、自分の時間が自由になってきました。

 これまでは暫定的に2、3ヶ月私がいなくても大丈夫なようにしてきたのですが、これからはずっと会社が継続できるよな組織に作り変えなければいけません。

 残された時間は2年ぐらい。この時間の中でどれだけ継続的な組織を作りあげるか、また私のもっているすべてのものを社員や妻や子供にどれだけ伝えることができるか常に考えていかなければいけないのです。

 この作業はとても辛いですね。私は常に自分の残された時間と向かいあって生活しなければいけない状況です。そこから決して逃げることができないのです。

 自分がいなくても何とかなるさという思いと、今自分が家族や会社の為に何ができるかとの思いが常に堂々廻りになってしまい、だんだん迷路に深く深く迷い込んでいきます。

 最近自分では気が付いていなかったのですが、家で"自分がいなくなったら"という言葉を多く使っているみたいで、子供には"また言ってるよ。"と怒られてしまいした。限られた時間に押し潰されそうになって子供に大きな負担を背負わせてしまっているのですね。

 これからは、もうちょっとスローな生活を心がけていきたいと思います。


 

 

 

|

朝起きたら雪がふっていました。

 ゆっくりと静かに雪が降っています。

 ちょうど17年前、父が悪性リンパ腫で闘病生活をしていました。

 そんな中、妻との結婚式。

 歩くこともやっとの父。椅子にすわっての挨拶。今でも思い出します。

 そんな中新婚旅行も行けずに、いつか北海道の雪まつりでも見に行こうねと話していた。

 雪を見るといつもそのことを思い浮かべます。

 仕事におわれて、今だに行っていません。

 そして、きっとこれからも行かないと思います。

 

 

 

 

 

 

先日、従業員の親が亡くなりました。

 私がこの病気になってお葬式に参列するのは2回目になります。
 でも元気な時に参列したお葬式とは、やはり違います。

 ふと気がつくと遺影に対して"今、どこにいるのですか"と問いかけみたり
 参列者の様子がとても気になったりします。

 今回、私は1度も会ったことがない方だったので特にそう思ってしまったのかも
 しれませんが、なせ゜私がここにいるのだろうと考えたりします。

 自分の時もふだん会ったことがない人や、知らない人が参列するのでしょうか???

 ここはとても不思議な空間です。

 

 

 

 

 

 

このアーカイブについて

このページには、2008年2月以降に書かれたブログ記事のうちふと思うことカテゴリに属しているものが含まれています。

次のアーカイブはふと思うこと: 2008年5月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.1