元気な闘病記: 2011年1月アーカイブ

悩める日々

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 先週の月曜日に診察に行ってきました。その後何度かブログを書こうと思った

のですが、内容が上手くまとまらず、今日になってしまいました。

 

 診察の結果、脳への転移は認められませんでした。今回脳の検査は、CTでの

撮影でした。私の知識では、通常MRIではないかなとも思ったのですが先生の話

しでは、胞巣状軟部肉腫は血管が豊富なので造影剤でのCT撮影で十分わかると

の事でした。

 

まずは良かったと思います。

 

 凍結療法についても詳しく聞いてきましたが、先生は勧めませんでした。その理

由として、凍結療法は腫瘍の中心に針のようなものを刺すのですが、刺す時や抜

く時だと思いますが腫瘍が飛散する可能性があるとの事でした。

 

 この腫瘍は他のものと違い血管の塊の様な構造でちょっと切っただけでも血が

吹き出します。私も最初の生検の時に肩から血が噴出した経験があります。血液

とともに腫瘍の細胞が飛散してしまうと私自身は解釈しました。

 

 先生はこの腫瘍に針のようなものを刺すような治療には大きなリスクをともなう

可能性があると話されていました。確かに先生のおっしゃられる通りだと思いまし

た。でも飛散した腫瘍も大きくなるには2~3年かかるのではと私は思います。だ

とすれば何もしないで肺がだめになる年数と飛散した腫瘍が大きなってそれが影

響して生きて行けなくなる年数との比較になるのかもしれません。それとその間の

QOLも考えなくてはいけません。

 

 

 

もうしばらく考えてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 もう年が明けて10日が過ぎてしまいました。ここのところ病気のことばかりを考え

ています。ず~と考えているわけではなく、ちょっと時間があるとふと考えてしまっ

たり夜中に目がさめると突然病気の事を考えてしまいます。

 

 先日も朝の3時過ぎに目が覚めてしまい、1時間ぐらい布団の中で寝ようと努力

していたのですが、どうしても寝る事ができずに病気の事だけが頭をぐるぐると駆

け回っていました。結論はなく、ただぐるぐる同じ事を繰り返し考えているのです。

 

 このままではでは頭がおかしくなってしまうと思い、朝早いのはわかっていたの

ですが会社に行って仕事を始めてしまいました。そうするとまた忘れてしまうので

すがまたちょっと時間があると病気の事が頭をよぎってしまうのです。こんな事を

ここ3週間ぐらいやっています。

 

 何を考えているかと言うと、肺の腫瘍に対して凍結療法ができないかということで

す。

 

・ まずは凍結療法が可能なのか?

 

 凍結療法は3センチ以下の腫瘍に対してのみ行なわれているようですし、多発

性の腫瘍に対して適用になるのだろうか。

 

・ 仮に治療ができたとして今よりもQOLが大幅に低下してしまうのではないか?

 

 仕事ができずにただぶらぶらと生活して本当に自分は楽しいのだろうか

 

・ 私の場合この治療が延命につながるのか?

 

  もしかすると寿命を縮めることにならないのだろうかそれとも毎年3つぐらい大 

きくなったものを潰していけば何もしないより延命につながるのではと考えたりもし

す。

 

 

 答えなんてないのは分かっています。そして誰もこの治療が延命につながるなん

言える人はいないのもわかっています。誰に相談しても答えなんてあるはずが

ないこともわかっています。ただ主治医であれば凍結療法が良いか悪いかは分

からないとしても可能か不可能化の判断はしてくれると思います。

 

 

 

そしてその後の答えは自分でだす以外ないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


明けましておめでとう御座います。

今年も一年が始まりました。

どんな年になるのか考えると不安が広がってきますが

守りから攻めに変えて行きたいと考えています。

今年も一年間よろしくお願いします。






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