元気な闘病記: 2008年3月アーカイブ

今日は地元のお祭りです。

街中が歩行者天国になり露天がでているだけなのですが大学時代の仲間と一緒に行ってみました。私が子供の時からくらべると規模が半分ぐらいになってしまっていたので、ちょっと寂しい感じです。

昨日から大学時代の研究室の人達が遊びにきて下さいました。夜、酒を飲んで話していると、学生時代がとても懐かしく、楽しかったことが次から次へと思いだされます。

病気のことを人に話して涙がでた事はなかったのですが、別に悲しいわけでもないのになぜか涙が止まらなくなってしまいました。

今まで気が張っていて誰に話しをしても大丈夫です。気持ちも体も元気ですから。と言っていたのに、自分でもわからないのですが、46歳にもなってぼろぼろ涙が止まらなくなってしまいました。

次の日、自分だけすっきりして他の人達は憂鬱な気持ちになっていたことと思います。
とても辛い思いをさせてしまったことに深く反省しています。

素直に、ごめんなさい。

また、来年おもいっきり飲めない酒を飲みたいですね。
ぐでんぐでんになって大泣きするかもしれませんが・・・?

 

 

 

 

脳転移

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手術後気持ちがちょっと落ち着かなくなっていました。

仕事も入院の為にすべて他の人に任せてしまったので、会社に行っても自分の居場所がないような感じがあったのですが、少しずつ自分のポジションやこれからやらなければいけないことがまとまってきました。

あせらず、ゆっくり1つ1つやって行こうと思います。

久しぶりにネットで胞巣状軟部肉腫を検索してみました。寂しいことですが、また別の方で同じ病気の方のブログを見つけてしまいました。

脳に転移をして、再入院、再手術をされたことが書かれていました。気持ちが落ち込んでいる時に読むのはとても辛いですね。どうしても、自分と重ね合わせてしまいます。

脳転移だけは勘弁してほしいです。でも、明日自分もそうなるかもわからないのです。

これも現実なのです。

 

 

 

 

 

自分との戦い

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最近とても体が疲れます。血圧の薬と花粉症の薬を飲んでいるせいでしょうか?

 体がだるくてしょうがないのです。

 仕事中もそうなのですが、家に帰ると食事をしてバタンキュと寝てしまうのです。そして以前であれば朝早く起きられるのですが、起きることができないのです。起きてやらなければいけないことが無くなってしまったせいもあると思います。

 とってもやなのがこの状態を病気のせいに自然としてしまっている自分がいることです。以前元気な時も体がだるいことはあったはずなのに、なぜ病気のせいと考えてしまうのでしょうか?

 また、それに納得してしまって何もしない自分がいることがとっても嫌なのですが家族や社員の人に甘えてしまっているのです。

 本当は腫瘍を切り取っただけなので一時的に体はよわっても徐々に体力も回復すると思うのです。もう一ヶ月もたっているのでかなり回復していると思うのですが、自分自身で病気にしているみたいです。

 周りから病気だからといって優しくされることに甘えてしまって、普通の生活から自分自身を遠ざけてしまっているようです。

 私のこの病気はとても厄介です。病気との闘いというよりむしろ自分自身との戦いのように思えます。この戦いに負けると病気より先に自分がだめになってしまいます。


  自分自身をいかにコントロールできるか?  これが勝負なのかな ?

 

 

 

 

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