地元の病院の先生との話し

|

 

 先日今度は地元のがんセンターに行って来ました。若い先生ですが色々な話し

をして下さるのでとても気楽に話しができます。友達の様な感覚で私の疑問や質

問に答えて下さいます。ただたまに専門用語が飛び出してくるので話しを理解する

のが大変な時もあります。また喀血した場合東京まで行くには時間的に問題なの

でどうしても地元の先生に治療をお願いしなければいけないので、今後の事を話

をして丁重にお願いしてきました。

 

 先生はどうして治療の予定がないのに私が地元の病院ではなく東京の病院に

通院しているのか疑問にもったようで、その事も今回話しをして来ました。こちらの

先生には大変申し訳ないのですが私としてはまだ新しい治験をあきらめていない

のです。今後とも第1相、第2相レベルの治験でも参加を強く希望しているのでそ

の為にはどうしても東京の病院に通院する必要があるのです。

 

 今後の治療としてはやはり出血した腫瘍に対しての重粒子線治療か陽子線治

療しか手段がないようです。ただ重粒子線治療は千葉にある放射線医学総合研

究所にある重粒子医学センター病院なので今は福島第一原発の対応で地震以

来新たらしい患者さんは受け入れていないそうです。もうひとつ最近群馬大学重

粒子線医学センターがあるのですが実績がないので不安だったのですが、電話

で確認してもらったら骨軟部肉腫の患者さんも対応しているそうですが、今は計画

停電の影響でかなり待たなければいけないようです。

 

 陽子線治療は、国立がんセンターの東病院でもやっているので治療は可能だと

思います。ただ、肺へのダメージを考えるとどちらの治療も喀血の治療になっても

延命の治療につながるかは非常に難しいようです。

 

 あせらずゆっくり考えていきます。

 

 

 

 

 

 

このブログ記事について

このページは、プータが2011年4月 3日 09:27に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「難しい肺への塞栓術」です。

次のブログ記事は「左肩がまた悪くなっている。」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.1