術後当日だけは動く事が出来ませんでしたが翌日からは起きて食事が出来る
ようになったので助かりました。横向きならば何とか食事もできますが、仰向けと
いうのはけっこう難しいものがありました。
副作用はほとんどなく当日の夜が38度以上ありましたが翌日から熱も少しづつ
下がり始めました。痛みはかなりあったのだと思います。実際は今使っている薬
とは別にさらに強い麻薬系の薬を使用していたのでほとんど感じませんでした。
塞栓した部分は腫れることもなく熱が下がったところで無事退院となりました。
翌日MRIを撮り夕方手術を担当して頂いた放射線科の先生が説明に来てくれ
たのですが、手術前は腫瘍部分が血液で真っ白に写し出されているのに手術後
の画像ではそれが真っ黒になり素人がみても明らかに血液の流れが遮断されて
写し出されていました。
今の医療技術に改めて驚かされるばかりです。塞栓した腫瘍は一部壊死して、
一部は新たな血管を呼び寄せて再生していくことになると思います。それがどのく
らいの期間なのかは神のみが知るといったところでしょうか。
これからはこの腫瘍がどうなるか経過観察することになると思います。