甘えの構造

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 確か大学時代にこんなタイトルの本を読んだことがあったと思います。それとは

まったく関係ないのですが癌と言う病気になってしまった私は家庭でも仕事場でも

甘えが生じてしまっています。誰もが末期がんなんだと知れば好きなことをやって

過ごしたほうがいいよといいます。何かをやっても、何もやらなくても許されてしま

うところがあります。病気なんだと言う事を口実に多少わがままになり、それが通

ってしまたりします。

 

 会社でも同じことが言えます。特に私は小さな会社の社長ということもあり、仕

事をやってもやらなくても誰も私には何も言いません。私がやらなければ、誰かが

やってくれます。そこに甘えが生じてしまいます。確かに気持ちがわるかったり、

いろいろな症状があります。でも我慢して仕事ができないかというとそうでもない

時もあります。

 

 薬を飲み始めたころに自分を見失いかけたことがあります。仕事を皆にまかせ

て残りの人生を趣味の世界を追求してみようとも思いました。まるで隠居生活で

すね。でも自分の生き方にあっていないとすぐに気が付きました。根っからの仕事

人間なのです。

 

 そこで思いっきり方向転換することにしました。仕事を現場にはいってできる限

りやってみる。会社が2、3人だった時やっていたように機械を自ら朝から晩まで

土日も関係なく動かす。重要なポジションではなく現場の視点で、現場のオペレー

タの立場で会社を見つめなおしてみようと思いました。 

 

自分で自分をコントロールする。意外と難しいですね。

 

でもこれができないと自分を見失うことになってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

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このページは、プータが2009年7月12日 12:59に書いたブログ記事です。

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