先週の金曜日に久しぶりに原発部分の摘出手術をした地元の病院に行ってき
ました。片道1時間の道のりを手術をした時に入院したことを思いだしながら車を
走らせました。駐車場は午後ということもありがらがらの状態で、病院の中も人が
とても少なかったです。都内の病院とはぜんぜん違います。
今回は今の主治医から頼まれた標本を届けるだけだったのですが、どうせ行っ
たので月曜日に撮った最新のCT画像の一部を印刷したものを持って行き昨年の
7月にこの病院でとったCT画像と比較してもらうことにしました。
肺の5つの部分を比較してもらったのですが、結論から言うと医学的には変化な
し(SD 不変)と判断されました。家に帰ってからさらに半年前の昨年1月にとった
CT画像をもっていたのでそれを自分で測定して比較すると明らかに大きくなって
いるように思えました。
だだし、CT画像の精度に問題があります。1センチでスライスしたものと0.5セン
チでスライスした画像や同じ1センチスライスしたもので撮ったものでも今回と前回
ではスライスする先頭の位置がまったく同じにはできないのでちゃんとした比較は
できないようです。具体的には実際は1センチの腫瘍があつた場合、1センチでス
ライスすると腫瘍の真ん中で撮影できれば、1センチと写りますが、腫瘍の端だと
数ミリにしか写すことができません。このようにあまり信用できる数値ではありま
せんが、昨年の1月、昨年の7月、今年の6月の腫瘍サイズがこのようになりまし
た。
昨年1月 昨年8月 今年6月
ケース1 4.5 -> 7.0 -> 9.0 ミリ
ケース2 7.8 -> 6.0 -> 12.0 ミリ
ケース3 10.8 -> 11.0 -> 11.5 ミリ
ケース4 7.7 -> 9.8 -> 9.8 ミリ
ケース5 4.8 -> 8.3 -> 8.3 ミリ
急激には大きくなっていないようですがゆっくり確実に大きくなっているというの
が個人的な感想です。
今年の12月ごろにはどうなっているのでしょうか?
怖くもありちょっと楽しみでもあります。