最近病院に行く回数が増えたことで、その行き帰りにそして待ち時間に本を読
む時間が増えました。前回の病院に行く朝、銀座の本屋で"余命一ヶ月の花嫁"が
目に止まりました。ここのところ闘病記や癌に関する本は買っていなかったので一
瞬迷いましたが、ふと同じ病気で闘病していたマコさんを思いだして本を買うこと
にしました。
家に着いた時はまだ半分ぐらいしか読み終わっていなかったので、その夜いっ
きに読んでしまいました。読んだ後、ちょっとした疑問が・・・。
もし、乳がんでなくて軟部腫瘍だったらどうなんだろうと・・・?
マコさんと何がちがうの・・・?
このように映画になったり、本になって乳がんの検診に多くの人が参加するよう
になったことはとてもすばらしいことだと思います。でも同じように闘病した人はい
っぱいいると思うとちょっと複雑な気持ちになってしまいました。
もし自分が癌でなければ、そしてマコさんを知らなければまったく違った見方でこ
の本を読んだことでしょう。もしマコさんを知らない方がいましたらぜひブログを読
んでください。
余命・・は、最初にテレビで紹介されたときから見ていましたが、なんで次々に書籍化、映画と話がふくれあがってくるのか疑問です。
メジャーな病かどうかということも関係あるのかどうかはわかりませんが、ご本人の願いとして、突然マンモグラフィー検査のみを宣伝しまくるのが一番違和感アリです。
実際は、大腸がんなんかも若い女性に増えてきているらしいんですが。
多くの人に知られるようになることは、メリットもあるけど、デメリットも多いですから、マコさんとご家族と周囲のお友達は思慮深いと言えるのかと思います。