とうとうこの日が来てしまった。今までこの日が早くきてほしいような、まだまだ来ないで欲しい様な複雑の気持ちで毎日を過ごしていました。きっと誰しも病気になってから病名がわかるまでは複雑な心境なのでしょう。でも癌かもしれないと毎日毎日思いながら過ごさなれければいけないのは精神的にとても辛い日々だと思います。前回の診断で最後に先生が一言、二言話した言葉はもしかしたら今日の日の為だったのかもしれません。でも幸いにも私には仕事がありとても忙しい毎日を送っていました。
今日も朝から仕事があり朝3時間ぐらい仕事をしてからいったん家に戻り、それから病院に向かうことになりました。今日は、妻も一緒です。このままドライブでも行きたいようなとってもいい天気です。今後の事も考え妻が運転をしています。
この病院も今回で2回目。受付を済ませて待合室でまっていたのですが今回はなかなか呼ばれません。1時間以上待ったような気がします。妻がトイレに行ってすぐに私の名前が呼ばれました。
診察室に入ると先生が "今日はひとり 誰か一緒に来てないの?"
やっばり 癌 だ。
でも覚悟はしている。
この後、妻といっしょに話を聞くことなりました。
病名は、胞巣状軟部肉腫であること。
肺に転移していること。
1000万人に2人というとても珍しい病気であること。
先生も医者になって過去に1人しか診ていないこと。
化学療法が効かないこと。
肺と脳に転移しやすいこと。
進行は遅いこと。
治療がとても難しいこと。
余命は月単位でなく年単位であること。
全身の検査の為PET検査すること。
脳に転移してないかMRI検査をすること。
さすがに
ショック
癌は覚悟していた。でも肺に転移しているとは思いもしなかった。
最 悪